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透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査 (JUGEMレビュー »)
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透析液清浄化とOn-line HDF

 On-line HDFでは、透析液清浄化は重要である。また、汚染した透析液をダイアライザーの直前でETRFにて細菌やエンドトキシンを除去する方法は好ましくない。
 注射用水では、有機不純物汚染を反映する全有機炭素(TOC:Total Organic Carbon)の基準値がある。それは、有機物を構成する炭素の量を測定する。また、TOCはETRFを通過するが、透析の分野では殆ど測定されていない。

個人用のRO装置NRX-20Pでのエンドトキシン値、細菌数は低値であるが、TOCは高値を示した。

MIZ752(日本ウォーターシステム)
ROモジュール 洗浄前(2010.6.16)
ET        0.00004EU/mL
細菌数   0.016CFU/mL未満
TOC     82ppb

ROモジュール アルカリ洗浄後(2010.6.17)
ET        0.00004EU/mL
細菌数   0.016CFU/mL未満
TOC     68ppb

NRX-20P(ダイセンメンブレンシステムズ)
2010.6.16
ET        0.0038EU/mL
細菌数   0.4CFU/mL
TOC     1000ppb↑(スケール・オーバー)

 透析液清浄化とOn-line HDF のスライド

| 清浄化とHDFの研究 | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
洗浄機能を付加したRO装置の使用経験
第15回 日本HDF研究会 2009年
【はじめに】RO装置MIZ752(日本ウォーターシステム)への更新時に薬液タンクと薬液ポンプを設置し、ROタンクと送水ラインの自動洗浄化プログラムを付加した。また、過酢酸対応のROモジュール洗浄機能も付加した。今回は、このRO装置の使用経験を報告する。
 【方法】1.ROタンクと送水ラインの洗浄は、ループ配管の循環停止、薬液注入、水洗などを自動化した。洗浄は毎日実施し、薬剤にはダイラケミHSを50〜60ppm、次亜塩素酸ナトリウムも50ppmで3ヶ月間使用した。
2.ROモジュール洗浄は、過酢酸に鉄成分を含有させないよう原水との接触を避けるシステムとした。また、冷却装置の設置により過酢酸の温度は25℃以下に維持できた。薬剤は、ダイラケミBPにて月1回のアルカリ洗浄を実施した。また、3ヶ月毎にダイラケミBPへ除錆剤を添加した前洗浄を行い、過酢酸キノーサンPA400の酸洗浄と除菌を実施した。
【結果および考察】1.ROタンク、送水ラインでのエンドトキシン値、細菌数は未検出に維持できた。しかし、次亜塩素酸ナトリウム使用では透析液供給装置にて細菌が検出されたが、ダイラケミHSの使用では0.05CFU/ml未満に維持できた。これによりダイラケミHSの使用が望ましいと思われた。
2.月1回のROモジュール洗浄によりインバーター値の上昇もなく、安定した透過水量が維持できた。
【結語】洗浄機能の付加は、エンドトキシン・フリー化と無細菌化、透過水量の維持に有用であった。スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 20:51 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
B原液ラインの未洗浄部分が原因による透析液汚染 -第2報-
第19回東海透析技術交流会 2008年
【目的】DAB-Eでは古い透析原液を残留させるラインが存在する。これが透析液汚染の原因となっている。従って、手動操作にて透析原液残留ラインを洗浄すれば透析液汚染を回避出来る。しかしながら簡易的な改造で未洗浄部分が自動運転で洗浄できるか検討した。
【方法】(1)透析液供給システムは、多人数用透析液供給装置DAB-40E、A粉末溶解装置DRY-11A、B粉末溶解装置BHI-JPで構成した。
(2) 未洗浄部分であるB原液ラインの逆止弁(ポペットバルブ)をスペーサーと交換した。A原液ラインの逆止弁は未改造とした。また、東レ社のクリーンポートを透析液の採取用に設置した。
(3) 透析原液希釈水は、細菌数0.02CFU/ml以下、エンドトキシン値0.1EU/L未満の水質を維持した。
【結果】DAB-E導入時の細菌数は0.15CFU/ml以下、エンドトキシン値は1.72EU/L以下であった。DAB-E改造により細菌数は0.04CFU/ml以下、エンドトキシン値は0.2EU/L以下と低下した。従って自動洗浄は有効と考えられた。
【考察および結論】原液ラインの逆流検知は、原液の濃度低下で判定される。そのため古い透析液を残留させるラインが15cm程存在する。また、逆流検知は、必ず「監視する」に設定することを推奨している。しかし、その部分を自動洗浄させるには「監視しない」に設定して逆止弁を撤去する必要があった。この改造は好ましくない管理とも思われるが、透析液汚染を回避してクリーンな透析液の供給を可能にした。現状では実施してないが、B原液ラインの洗浄される部分へ逆止弁の再設置も必要と考えている。スライド


A原液ラインもスペーサーと交換し、A・B原液ラインに新たに逆止弁を追加しました。
改造後、「TDF311希釈テスト透析液濃度-10%異常下限」警報が出るようになり「-10%運転時間」を240→280に変更しました。
| 清浄化とHDFの研究 | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
B原液ラインの未洗浄部分が原因による透析液汚染
第13回 日本HDF研究会 2007年
【目的】透析液供給装置の更新によりB原液ラインの未洗浄部分が、原因と思われる透析液汚染を経験した。そこで原液ラインの汚染防止対策を検討したので報告する。
【方法】BHI-JPのB原液ラインとDRY-11AのA原液ラインに薬液注入ポートを設置した。DAB−40Eを液置換行程にして薬液注入ポートより塩素濃度70ppmのアクアサンソフト(弱酸性水)を吸引させた。実施日は水曜日・土曜日とし、同時にDAB-40Eの透析液サンプリングポートも50mlのアクアサンソフトで注入洗浄した。エンドトキシン測定は、EGリーダーSV-12による比色法を用いた。細菌数の測定は、メンプレンフィルター法を用い、R2A培地又はm-TGE培地にて25℃で1週間培養した。
【結果】DAB-40E導入後に細菌数0.08CFU/ml以下→0.15CFU/ml、エンドトキシン値0.3EU/L未満→1.724EU/Lと上昇した。週1回の原液ライン洗浄で細菌数0.06CFU/ml以下、エンドトキシン値0.3EU/L未満まで低下した。週2回の原液ライン洗浄で細菌数0.04CFU/ml以下に低下にした。さらにサンプルポートの洗浄を追加で細菌数0.02CFU/ml以下、エンドトキシン値、0.2EU/L未満まで低下した。
【考察および結論】原液ラインの逆流検知は、原液の濃度低下で判定される。そのため古い透析液を残留させるラインが15cm程存在する。これが透析液汚染の原因と考えられた。また、逆流検知は、必ず「監視する」に設定することを推奨している。しかし、その部分を手動洗浄するには「監視しない」に設定する必要があった。この洗浄法は好ましくない管理とも思われるが、透析液汚染を回避してクリーンな透析液の供給を可能にした。スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
透析液清浄化は貧血対策に有効か?
第17回東海透析技術交流会 2006年
【目的】
当院では10年以上の透析液清浄化の実績があり、エリスロポエチンの投与量も少ないと思われる。そこでフューチャーネット兇瞭析治療データーを基に透析液清浄化が貧血対策に有効であるかを検証した。
【清浄化の方法】
1.ROタンク〜RO水供給ラインは、ダイラケミHSにて週6回の洗浄を実施した。
2.透析原液供給ラインの未洗浄部分はアクアサンソフトにて毎週土曜日に洗浄し、休日中は薬液を封入した。
3.ROモジュールは、ダイラケミMW-11及びミンケアにて月1回の洗浄を実施した。
4.カプラは日機装社製のクリーンカプラを全台使用している。
5.RO装置は、停滞水を作らないシステムに改造した。
【結果】
 エンドトキシン値はRO装置から患者監視装置まで測定感度以下であった。また、細菌数はRO装置から患者監視装置まで0.1CFU/ml以下であった。2006年4月〜9月の総透析回数は6952回で、外来のHD4365回、HDF1260回、入院のHD1053回、HDF274回の透析治療でのエリスロポエチンの投与量は、750単位741本、1500単位1395本、3000単位1932本、未投与2884回で、患者1人あたりの週投与量は平均で3406.6単位であった。鉄剤投与量はフェジン651本(26040mg)で、患者1人あたりの週投与量は平均で11.2mgであった。外来患者でのHtは34.11±3.59%、Hbは10.85±1.18g/dlであった。使用ダイアライザーは、FDY-GW3882本、FDX-GW168本、APS-SA2803本、TS-S98本と全て厳燭鰺僂い拭
【考察及び結論】
 既存の透析システムでは、薬液洗浄が出来ない部分が多く存在する。従って薬液が流れない部分を極力減らすことが重要と考えられた。当院ではon-line HDF機以外はETCFの設置を行っていないが、RO装置から患者監視装置までウルトラ・ピュアーな水や透析液の供給が可能であった。また、透析液清浄化は貧血対策に有効でエリスロポエチンの投与量を減量できると思われた。スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
RO装置における連日洗浄法の考案
第11回 日本HDF研究会 2005年
【目的】既存ROシステムでROタンクとRO水供給ラインの薬液洗浄を毎日施行することは困難である。そこで高濃度塩素剤を注射器にてワン・プッシュ注入させる洗浄法を考案したので報告する。
【方法】ROタンク(200L)に薬液注入用の循環ラインを設置し、薬液注入ポートを設置した。薬液洗浄はROタンクを満水にして20%ダイラケミHSを注射器にて50ml注入させた後、透析液供給装置と個人用透析装置の自動洗浄を開始させた。
【結果及び考察】RO装置、透析液供給装置でのET値及び細菌数は未検出に維持できた。しかし、RO水供給ラインが長い個人用透析装置ではETと細菌が検出された。そこで洗浄時の流量を700ml/minへ上昇させ、週1回は倍量(100ml)の薬液を注入した。これによりET値は感度以下。細菌数はセンシメディアの観察で0.167CFU/ml未満まで低下した。
【結論】ダイラケミHSのワン・プッシュ洗浄法は、ROタンクとRO水供給ライン
の洗浄に有効であった。また、洗浄方法も簡素であるため毎日の施行も容易で
あった。 スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大量前希釈non pump on-line HDFの考案
第10回 日本HDF研究会 2004年
【目的】大量前希釈HDFを簡便・安全・安価で施行できるよう血液と透析液の圧較差によるon-line HDFを考案した。
【方法】DCS-72の透析液ラインに1mmのオリフィスを設置し、逆止弁付きの補液回路を用いた。QD+QFは300ml/min、500ml/min、600ml/min、700ml/minで施行し、QDを日本フローセル社製のミルメーターで測定してQFを算出した。 
【結果】補液量は、300ml/minでTS-2.1SL10.9±0.3L/h、TS-1.6SL10.52±0.003L/h、500ml/minでTS-2.1SL18.29±0.47L/h、TS-1.8SL17.72±0.3L/h、TS-1.6SL16.97±0.003L/h、600ml/minでTS-2.1SL22.83±0.53L/h、700ml/minでTS-2.1SL26.05±0.41L/hであった。除去率はβ2-mg73.6±8.55、BUN70.32±4.1であった。
【結論】補液ポンプを使用する必要もなく、省スペース・簡便・安全・安価の利点を得ることが出来た。また、4時間の治療で42〜104Lの前希釈が可能であった。 スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ROモジュールにおける過酢酸洗浄の有用性 -第2報-
第9回 日本HDF研究会 2003年
【目的】ROモジュールは、ファウリング物質の堆積により透過水量の低下とETリークを惹き起こす。その対策として還元剤と過酢酸によるROモジュール洗浄を19回施行したので報告する。
【方法】東レ社TW-1200DのROモジュールSU-710に対し月1回の洗浄を19ヶ月間施行した。洗浄は前処理として還元剤ダイラケミMW-11にて除錆を実施した後、過酢酸MINNCARにて30分の循環洗浄と一夜封入を行った。
【結果および考察】膜汚れが進行しETリークが起きてからの洗浄開始では水質回復に7ヶ月を要した。また、施行前→7ヶ月以降では、ET濃度41.12EU/L→4.15±3.95EU/L、微粒子数2358個/ml→130±90個/mlに低下し、透過係数1.39L・c?/hr/kg→3.47±0.52L・c?/hr/kg(20℃補正)に上昇した。
【結論】ダイラケミMW-11の除錆は前処理として有用であり、過酢酸洗浄で膜劣化による伝導度上昇は認めず透過係数は上昇した。過酢酸洗浄は、RO水の清浄化とROモジュールの寿命延長に有用な方法と考える。 スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
透析洗浄剤と洗浄方法の検討
第13回 東海透析技術交流会 2002年
はじめに
 透析装置の消毒・洗浄は透析液清浄化に重要である。そこで次亜塩素酸系洗浄剤、過酢酸、二酸化塩素について検討をした。また、RO装置からRO水供給ラインまでの消毒・洗浄の有用性も検討したので報告する。

方法
1.ETCFに対する界面活性剤の残留確認を行った。
2.過酢酸の配合濃度を変更して洗浄性の検討を行った。
3.二酸化塩素による消毒・洗浄の検討を行った。
4.RO装置のモジュール、タンク、供給ラインにて過酢酸洗浄実施して有用性を検討した。

結果および考察
 AMTEC QC-70ST の両性界面活性剤は陰イオンと陽イオンの界面活性剤が存在する。従って、ETCFの残留確認ではアニオンとカチオンで打ち消し合うため検出限界値が高く測定が出来なかった。しかし、第8回HDF研究会でETCF内の表面張力が低下すると報告された。これは界面活性作用により表面張力が低下すると考えられ、両性界面活性剤の残留が危惧される。
 過酢酸の過酸化水素濃度を2000ppmまで上昇させても次亜塩素酸系洗浄剤と比較して蛋白除去性は劣っていた。また、薬剤が接触しない上部空間での蒸気殺菌性の検討が必要と思われた。
 二酸化塩素の利用は、亜塩素酸NaにダイラケミNYを添加して翌朝まで封入すれば透析装置用洗浄剤として充分使用可能であった。しかし、塩素系殺菌剤の代替使用では遅効性を充分に考慮する必要がある。
 ROモジュールの過酢酸洗浄は堆積物除去に優れ殺菌処理も可能なことよりRO水の清浄化に有用な方法と考える。ROモジュール交換時期の延長も期待出来るであろう。また、水が停滞するROタンク、RO水供給ラインの過酢酸消毒によりET濃度は低下し、有用な方法と考えられた。

まとめ
1.両性界面活性剤は、表面張力の低下から考えてETCFへの残留が疑われた。
2.過酢酸は、蛋白除去、金属腐食、蒸気殺菌の面より配合濃度を検討する必要がある。
3.RO装置のモジュール、タンク、供給ラインで過酢酸洗浄が有効であった。
 スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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