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ダイラケミMAPを用いた熱湯アルカリ消毒の試み
第20回 日本HDF研究会 2014年
【目的】熱湯消毒では、通常2%クエン酸が用いられる。しかし、有機物の洗浄性が不十分であり、ETRF(EF-02)の寿命が短命になるなど課題も多い。そこで我々はダイラケミMAPを用いて熱湯アルカリ消毒を試みたので報告する。
【方法】23台のDCS-03において100倍ダイラケミMAPにて60分の熱湯消毒と一夜封入を実施した。酸洗浄は、消毒実施後に1%クエン酸にキノーサンCAとキノーサンRASを添加して30分の常温洗浄を週3回実施した。以上の条件にて有機物除去性、ETRFの寿命、ET値、細菌数の観察を行った。また、各薬剤のポッティング剤に対する影響をテーブル試験にて確認を行った。
【結果】10ヶ月の使用で廃液ラインなどに有機物は観察されなかった。CF漏れテスト不合格は、使用期間4日、8日、2ヶ月で各1本づつ発生した。それ以外では3ヶ月間もしくは6ヶ月間の使用が出来た。旧型複式ポンプでは液漏れが増加したが、U字刻印のある新型ハウジングに交換により液漏れは回避できた。DAB-Eで採取のエンドトキシン値は0.0001EU/mL未満、細菌数は0.016CFU/mL未満であった。88℃で28日間の浸漬よるテーブル検査ではクエン酸981μm、ダイラケミMAP598μm、水362μmの膨張が確認された。
【考察】日機装のリーク箇所調査では何れも中空糸接合部付近の中空糸が破損と報告されている。これはテーブル試験で熱湯クエン酸がポッティング剤の膨張が一番大きいことより膨張により中空糸が引っ張られてリークする可能性が高いと思われた。
【結論】ダイラケミMAPを用いた熱湯アルカリ消毒では有機物の除去製も優れており、ETRFの寿命を短縮にすることもなく透析液の清浄度も優れた数値であった。有用な熱湯消毒用薬剤と思われた。スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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