CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
MENU
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査
透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査 (JUGEMレビュー »)
村上 淳,廣谷 紗千子,末光 浩太郎,野口 智永,小野 淳一,八鍬 恒芳,小林 大樹,木船 和弥,山本 裕也,人見 泰正,小川 智也,真部 美穂,三木 俊,尾上 篤志,鈴木 敦,若林 正則,鈴木 雄太,瀧澤 亜由美,真崎 優樹,平山 遼一,下池 英明,若山 功治,佐藤 純彦,安部 貴之,鎌田 正,?森 佳
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
透析液清浄化とOn-line HDFの25年

はじめに
 透析では30年前から中分子量物質の除去目的でハイパフォーマンス・メンブレンが用いられるようになった。しかし、これらの膜は透水性が高いため逆濾過現象が起き、患者血液に汚染した透析液が混入していた。患者は透析を開始して1時間程すると悪寒が起き、発熱してしまう方もいた。当時は不明熱と言われ、エンドトキシンの混入が原因された。そこで透析液ラインにダイアライザーを設置してエンドトキシンを除去させる試みを1990年より開始した。安全に継続的にエンドトキシンを除去することを確認し、1992年よりOn-line HDFを開始した。海南病院での透析液清浄化とOn-line HDFの25年間の奮闘を紹介する。


講演内容
ダイアライザーをETRFに代替してOn-line HDFの導入
圧制御式Push & Pull HDF
Non pump on-line HDF system
DAB-Eの汚染回避法
RO装置の洗浄法
透析液清浄化の臨床効果
日本薬局方(JP16)より注射用水の適合基準(TOCと導電率)
RO装置を簡易洗浄法に変更して
透析液清浄化後のエポエチンα、β、κの検討課題
熱湯クエン酸洗浄の欠点と回避法
急性血液浄化でのOn-line HDF導入

スライド

 

| 清浄化とHDFの研究 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最新の個人用RO装置

左:ニプロ(NCRxecoAo800)右:JWS(MZ-供

 ICUなどの急性血液浄化でも綺麗な水で透析をしたい。On-line HDFも実施したい。熱水消毒の出来るRO装置が是非欲しいですね。販売している2社のRO装置の比較表を載せてみました。また、電導度とTOCも測定してみました。NCRxecoAo800:電導度1.898μs/cm、TOC50ppb MZ-供電導度1.973μs/cm、TOC49ppbでした。個人用RO装置としては優れた数値でした。

機種名 NCRxecoAo800(600) MZ-()
メーカー ニプロ(三菱) JWS
原水量(L/min) 2.5 2.5(1.5)
透過水量(L/min) 0.8(0.5) 1.25(0.75)
モジュール膜 2インチ 4本(3本) 4インチ 2本(1本)
ヒーター 800W 700W
タンク ROタンク(1.5L) 原水タンク(10L)
熱水消毒 ○(活性炭×) ○(活性炭○)
アルカリ洗浄 ○(活性炭×) ○(活性炭○)
過酢酸洗浄 ○(活性炭×) ○(活性炭○)
次亜塩素消毒 ×
薬液タンク あり(要洗浄) なし(原水タンク注入)
原水電導度 ○(ms/m) ○(μs/cm)
透過水電導度 ○(ms/m) ○(μs/cm)
除去率
回収率
Ao値 ×
フロー図表示 ×
ETRF ×

 

| 透析液清浄化 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
次世代硬度処理装置を搭載したRO装置の検討

第22回 日本HDF研究会 2016年
【目的】個人用RO装置では軟水器を搭載していないため、Caスケールによる膜詰まりが原因で早期にRO膜の寿命を迎えET値や細菌数の上昇を経験する。そこで個人用RO装置の前処理として次世代硬度処理装置MTF-NSを搭載させたので報告する。 
【方法】MTF-NSは、Ca・Mgを除去やイオン交換するのでは無く、小さな水晶マイクロ粒子に変換、スケール形成や他の物質との電子癒着、酸化・反応等ができない形態の硬度分として供給される。そこで東レ社の個人用RO装置TW-36PとTW-72PにMTF-NSを搭載させた。次にMTF-NS前後で1ヶ月間のCa吸着量を計測した。また、RO水の導電率、TOC、ET値、細菌数を7ヶ月間観察した。 
【結果】MTF-NS前はPH7.31、硬度16.8でCa吸着量が0.5μgであり、NTF-NS後はPH6.79、硬度18.4でCa吸着量が0.25μgであった。TW-36Pでは導電率2.1±0.6μS/cm、TOC48.6±26.1ppb、ET値0.016±0.021EU/mL、細菌数0.9±1.85CFU/mLであった。TW-72Pでは導電率1.7±0.2μS/cm、TOC43.2±19.6ppb、ET値0.01±0.01EU/mL、細菌数0.6±0.89CFU/mLであった。 
【考察】再生が不要で軟水器が不搭載の個人用RO装置では、MTF-NSの搭載がスケール付着の防止として有効であった。今後は、従来型軟水器の代替製品となりうるのか検討をしたい。また、RO水の停滞時間を減らし、モジュール洗浄の実施回数の検討によりET値、細菌数のfree化を目指したいと考えている。 
【結論】MTF-NS搭載が7ヶ月、ROモジュール使用が17ヶ月(TW-36P)と7ヶ月(TW-72P)であるが、導電率、TOC、ET値、細菌数の上昇は観察されていない。MTF-NSによりCaスケールによる膜劣化は回避され、有効的な個人用RO装置の前処理であると思われた。スライド

| 清浄化とHDFの研究 | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クエン酸を吸入しない熱湯消毒の試み
第21回 日本HDF研究会 2015年
【目的】熱湯クエン酸消毒は有機物の洗浄性が不十分であり、ETRF(EF-02)の寿命が短なるなど課題が多い。熱湯クエン酸ではポッティング剤の膨張が大きく中空糸リークする可能性を昨年報告した。熱湯クエン酸行程は熱水のみで約38分間循環した後にクエン酸を吸引してクエン酸熱水消毒を実施する。そこでクエン酸を吸引する前の30分で熱湯クエン酸行程を終了させアルカリ剤と酸剤の洗浄を組み合わせる方法を考案したので報告する。
【方法】23台のDCG-03において次亜塩素酸400ppm(ダイラケミNY添加)にて40分の薬洗と1%クエン酸(キノーサンRAS添加)による30分の酸洗を実施した。翌朝に熱湯消毒を30分実施した。以上の条件にて有機物除去性、ETRFの寿命、ET値、細菌数の観察を行った。また、熱水のポッティング剤に対する影響をテーブル試験にて確認を行った。
【結果】10ヶ月の使用で廃液ラインなどに有機物は観察されなかった。カットールは3ヵ月後との交換でCF漏れテスト不合格は発生しなかった。DAB-Eで採取のエンドトキシン値は0.0001EU/mL未満、細菌数は0.016CFU/mL未満であった。また、熱水時の最大温度は83.176、80以上維持された時間は26分であった。Ao値は、2286であった。88で28日間の浸漬よるテーブル試験ではクエン酸981μm、水362μmの膨張が確認された。
【考察】昨年は、対策として熱湯アルカリ消毒を報告したが、メーカー推奨が得られてないとの指摘があった。今回は熱湯クエン酸消毒を短縮する方法となったが、国際規格(ISO 15883)のAo値600以上を適用することができた
【結論】薬剤洗浄と熱湯消毒を併用することでETRFの寿命を短縮にすることもなく透析液の清浄度も優れた数値で維持できた。スライド
 
| 清浄化とHDFの研究 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
注射用水の適合基準(JP16)を目標とするRO水の水質管理
第21回東海透析技術交流会 2015年
【はじめに】日本薬局方(JP16)の注射用水適合基準では、全有機炭素(TOC):500ppb以下、導電率:2.1μS/cm以下、エンドトキシン:0.25EU/ml未満となっている。しかし、透析用水では、有機不純物であるTOCも無機不純物である導電率も管理基準には定められていない。そこでTOCと導電率の測定法と逆浸透装置の管理法を紹介する。
 【方法】HORIBA社の全有機炭素計HT-100にてRO水のTOCをオンライン測定した。導電率はHORIBA社の導電率計DS-72(JP-16適合品)にてオフライン測定を行った。装置管理は、ROモジュールのアルカリ洗浄と酸洗浄を月1回実施した。活性炭カートリッジもアルカリ洗浄を月1回実施した。ROタンクと供給ラインは塩素濃度30ppmで毎日消毒を実施した。
 【結果】TOC:17.0±4.67ppb(最大:31、最小:4)、導電率:1.59±0.20μS/cm(最大:2.08、最小:1.19)、エンドトキシン値:0.0001±0.00014EU/ml、細菌数:0.016CFU/ml未満であった。
 【考察】注射用水の適合基準であるTOC500ppbのクリアーは容易に出来ると思われた。また、ROモジュールと活性炭カートリッジのアルカリ洗浄は、TOC除去に効果があった。導電率の管理は容易ではないと思われる。適合基準値の2.1μS/cm以下には管理出来るが、処置基準値の1.0μS/cm以下をクリアー出来なかった。しかし、無機不純物除去のためにクエン酸洗浄は定期的に必要と思われた。
【まとめ】ROモジュールから有機不純物と無機不純物のリークが想定された。定期的なROモジュール洗浄とROタンク消毒が必要と考えられた。また、透析用水ではエンドトキシンや細菌のみが管理基準となっており透析医療の今後の課題と考える。スライド
| 清浄化とHDFの研究 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
| 1/18PAGES | >>